オーストラリア留学 VS フィリピン留学!体験談から費用や授業の違いを徹底比較!

英語留学で人気の国の一つとして挙げられるのが「オーストラリア」です。フィリピン留学経験者の中でも、2段階留学として、フィリピン留学の後にオーストラリア留学される方が多くおられます。

今回はオーストラリア留学を経験された方の体験談を伺いました。オーストラリア留学を検討されている方の中には、費用など気になっている方も多いかと思いますが、今回はオーストラリア留学でかかった費用を伺いながら、フィリピン留学と比較しながらご紹介致します。

目次

どのような業界・職種で働いていましたか?

社会人経験が3年、営業アシスタントとして、インフラ・住宅設備系の専門商社(完全国内向け)で主に受発注・電話応対等を行なっていました。

半年間のオーストラリア留学の費用は?

私が半年間、オーストラリアの留学でかかった費用は以下の通りです。

項目金額
 入学金 $260(約¥23,000)
 授業料 一般英語コース12週間:$4,233(約¥370,000)
ケンブリッジ英検コース10週間:$3,527(約¥310,000)
月・水・金曜は午後の授業はなし
 教材費 $330(約¥27,000)
 空港送迎費 $150(約¥13,000)
 宿泊費 ホームステイ(最初の1ヶ月):$1,160(約¥100,000)朝夕食込。
宿泊手配費:$260(約23,000)※水道光熱費・インターネット込み
 生活費 平均$400(約¥35,000)(携帯料金・交通費・交際費・雑費等)
 航空券 片道約 ¥72,000
 海外留学生保険(OSHC) $257(約¥20,000)

生活費や家賃等、現地で発生する費用を抜くと、渡航前に支払った費用は日本円で約90万円でした。現地では毎月、ホームステイの宿泊費(食費・水道光熱費・インターネット込)と生活費(携帯料金・交通費・交際費・雑費等)を合わせると平均して13万円程、帰国時の航空券などを含めると、6ヶ月の留学で総額200万円以上になりました。

 フィリピン留学の場合
6ヶ月間のフィリピン留学の総額費用の平均は、航空券や留学保険、生活費などを含めても100万円〜120万円程度になります。フィリピン留学では、授業料・宿泊費・食費込みの金額になります。留学費用に関しては下記の記事でも紹介しておりますので、ご参考ください。

フィリピン留学(セブ留学)6ヶ月の総額費用は?半年の語学留学で期待できる成果

2019年2月6日

なぜ会社を辞めてまで留学しようと決意しましたか?

会社をやめて留学することにもちろんありました。ただ「英語が好きだ」「もう一度オーストラリアで留学がしたい」という想いのみで踏み切った留学のため、帰国後に留学を活かした就職ができるのか、という不安がありました。

大学時代に卒業旅行のつもりでシドニーに1ヶ月の短期留学をし、それからずっと、いつかオーストラリアに戻りたいと思って準備をしていました。また、日本や旅行先で外国の方と話す機会があった時、思うようにコミュニケーションがとれない自分が悔しく、この悔しい思いを持ったまま生活していくのは嫌だ、と思ったためです。

また、留学をせずにこの先結婚などをしたら、留学する機会がなくなってしまうことは明らかです。少しでも若く、自由が効くうちに挑戦しようと思い、会社をやめての留学を決意しました。目標としてはケンブリッジ英検(FCE)の取得を目指しました。

なぜ目標であるケンブリッジ英検(FCE)の取得を目指しましたか?

英語力の証明として、一生残る資格だからです。また今回半年間同じ学校に通い続けるため、目標がないとモチベーションが保てないと思ったこと、会社を辞めてまでする留学のため、何か目に見える結果を残したいと思ったためです。

日本での知名度は高くありませんが、FCEレベルを取得することで、英語を日常しようする職場で働ける程度の英語力があることを証明することができます。IELTSとも迷いましたが、大学進学の予定はないため、より日常生活・ビジネス寄りの資格であるケンブリッジ英検を今回は選択しました。

オーストラリア留学を選んだ理由は何ですか?

ビザの関係です。アメリカは学生ビザがなければ週20時間までしか学校に通うことができず、毎日午前授業のようなスケジュールになると教えて頂きました。その時は1ヶ月の予定でしたので、学生ビザ費用が嵩んでしまうことを考慮し、3ヶ月以内であれば観光ビザでもフルタイムで学校に通うことができるオーストラリアを選択しました。

さらに今回は、学生ビザでも働くことが許されているということも、選択した大きな要因でした。

 フィリピン留学の場合
フィリピン留学の場合はオーストラリアのように、6ヶ月間の留学でも学生ビザで働くことはできません。月曜〜金曜日まで午前・午後ともに授業を受けていただくことができます。フィリピン留学時にインターンの経験をしてみたいという方にはインターンシップコースがある語学学校もございます。

インターンシップコースがあるフィリピン留学!留学費用とおすすめフィリピン語学学校4選!

2018年12月12日

授業や留学生活はどうでしたか?英語力は伸びましたか?

授業は午前中はレベル別、午後(火・木曜のみ)はライティングやスピーキング等スキル別の時間割になっています。授業ではグループやペアワークも多く、文法、リスニング、ライティング、スピーキング、リーディング、ボキャブラリをまんべんなく鍛えることができていると思います。

私は中上級クラスで学び、特にリスニング・スピーキングのスキルが伸びたと感じています。日本で英語を学ぶのとは違い、習ったり調べたりして学んだ表現をすぐに日常生活の中で試すことができるので、身につくスピードは格段に早いと思います。

私の場合はホストマザーが毎日「今日は何を習ったのか話してみて」と話す時間を作ってくれたり、シェアメイトと話したりと学校外でも英語を話す機会が多いため、日々成長を感じることができています。

また、月・水・金曜は午後の授業はありませんが、ボキャブラリや会話等の課外授業(自由参加)や、BBQや動物園ツアーなどのアクティビティも充実しており、違うクラスの生徒とも仲良くなりやすい環境だと思います。

学校の国籍比率は、約50%が南米、30%がアジア、20%が欧米という印象です。学校の雰囲気自体がフレンドリーで、どの生徒も特に新入生には積極的に話しかけているため、友達ができないのでは…という心配はまったくありません。放課後や休みの日は図書館で勉強をしたり、友達とショッピングや観光をしたり、日本食レストランでアルバイトをしたりと忙しいですが、毎日刺激的で楽しみながら生活をしています。

 フィリピン留学の場合
フィリピン留学の場合、日系の語学学校であれば日本人比率が多く、韓国系の語学学校であれば韓国人の比率が高いですが、最近では国際色豊かな学校も増えてきています。

日本人比率が少ないフィリピン留学!留学費用とおすすめフィリピン語学学校8選!

2018年12月6日

 

留学を検討している方にアドバイスやエールをお願いします

一度社会人になると、会社を辞めての留学に抵抗や不安を持ってしまうかと思います。しかし、グダグダと考えてばかりいると留学なんてできません!

私は留学を経験して、たくさんの国の人達と触れ合って、本当に視野が広がりました。日本と友達の国とを比べて、日本の素晴しさや問題点に気づいたり、あたりまえですが、国民性のイメージは必ずしもあたらないということを知ったり、毎日が刺激に溢れています。踏み切るには勇気が必要だと思いますが、留学の経験は、どんな経験も必ず財産になります。会社を辞めてチャレンジする価値は大いにあると思います。

最後に

オーストラリア6ヶ月の留学であれば約200万円かかるという体験談をお伺いしましたが、6ヶ月のフィリピン留学ではおよそ100〜120万円ほどになります。フィリピン留学なら1週間〜可能です。留学に迷われている方は、まず1週間のフィリピン留学を経験してみませんか?

【2023年版】フィリピン留学(1週間&1ヶ月間)の費用が安い学校ランキング

2023年1月11日

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