小学生・中学生・高校生の春休みの期間は、3月後半から4月前半の約2週間に対して、大学生の春休みは学校によっても異なりますが、1月後半から4月前半まで約2ヶ月間ほどの休みがあります。勉強やアルバイト、就職活動などに忙しくされていることでしょう。
フィリピン留学では、約2ヶ月間もあれば、英会話力は飛躍的に伸ばすことが可能です。今回は、大学生におすすめのフィリピン語学学校と費用をご紹介いたします。
目次
大学生のフィリピン英語留学について
大学生の中には、将来は海外で働いてみたい、外資系企業で働きたい、英語を使ってグローバルな仕事がしたいという夢を持っている方も多いのではないでしょうか。
最近の就職活動においては、英語資格やTOEICスコアでエントリーを足切りしている企業も多く、必ずしも働きたい会社にエントリーができるという訳ではありません。
そのため、スコアアップや実践的な英会話力を伸ばすために、フィリピン留学を希望される学生も増えてきました。
アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの欧米留学も希望される学生の方も多いようですが、費用面においても負担が多く、ご家庭の事情によっては留学は夢で終わることも少なくありません。
大学生が春休みにフィリピン留学をするメリット
大学生にとって春休みにフィリピン留学するメリットはたくさんあります。費用が安いだけではなく、色々な体験をすることで今後の財産にもなります。
フィリピン留学は費用が格安
何よりも魅力的なのが、フィリピン留学の費用です。フィリピン留学は欧米留学の約3分の1の費用なので、親御さんの理解も得やすいというメリットもあります。1ヶ月間であれば、大体20〜30万円で留学が可能です。
大学生の70%の方がアルバイトをしており、アルバイトの平均額が、約4〜6万円とも言われています。3、4ヶ月アルバイトをすると、親御様の負担をかけずに自らアルバイトすることで、夢だった留学が現実的なものになります。
夏休みよりも航空券が安い
夏休みやゴールデンウィーク、年末年始などは、比較的費用が安いと言われているLCCなどの飛行機会社も利用しても、航空券も高いのが現実です。
しかしながら、春休みは飛行機の航空券も比較的安いので、フィリピン留学のコストをさらに下げることができます。
希望の語学学校に入りやすい
夏休みやゴールデンウィーク、年末年始などは、学生の方だけではなく、社会人の留学生や、高校生、親子留学などの留学生も増えてきます。時期によっては希望の語学学校の枠がなくなってしまう可能性があります。
大学生はできるだけ、このような大学生以外が留学に来られる時期を避けることで、希望の語学学校に入りやすくなります。
フィリピンの気候が良い
2〜4月のフィリピンは気候も良いので、過ごしやすい時期と言えます。
夏休みから留学に行かれる方については、フィリピンが雨季に入るため、また台風シーズンとなるため、注意が必要になりますが、2〜4月は、台風などの天候に左右されることが少ない時期なので、その点についても比較的安心です。
大学生がフィリピン留学を選ぶ基本的なポイント
大学生におすすめするフィリピンの語学留学校先として重要視していることは、
- 安全面
- 費用面
- 外国人との交流
- 資格取得など目標が達成できる環境
などではないでしょうか。やはり大学生の留学ということで、親御様が心配されるのはお子様の安全と、勉強できる環境が整っているか、というこの2点も重要です。
以上のポイントを踏まえた点で、目的別に大学生が快適に勉強できる語学学校を地域別にご紹介いたします。
大学生におすすめのフィリピン留学語学学校(セブ編)
セブはフィリピン留学の中でも一番人気の地域で、学校数も多くあるので選択肢も非常に多いですが、安全面においても安心できる語学学校、そして、費用面、学習環境や日本人比率などを考慮しておすすめしたいと思います。
セブ:3D Academy
- 1週間の授業料・・・34,000円〜
- 1ヶ月の授業料・・・114,000円〜
3Dアカデミーはセブ島にある日本経営の語学学校です。日本人向けの英会話学習を実践している定評のある語学学校です。
ITパークの近くに位置しており、ショッピングモールやスポーツジムも寮に隣接しているので生活にも便利な語学学校です。費用も安く、カリキュラムも豊富で様々な目的に応じたコースがあるので大学生のオススメの語学学校です。
セブ:CIA(シーアイエー)
- 1週間・・・560ドル〜
- 1ヶ月・・・1,400ドル〜
CIAは校則がやや厳しいセミスパルタ校です。平日の昼間は基本的に外出禁止となります。毎日単語テストが行われ、1週間で一定の基準をクリアできない生徒は週末の外出が禁止されます。
また、EOP(English only policy)母国語禁止エリアがあり、そのエリア内では英語以外を話すと罰金5ペソ(罰金はボランティア活動費となります)を支払わなければいけません。
日本語対応ができるスタッフも常駐しているので、大学生の方にも安心して留学することができます。
セブ:Genius English
- 1週間・・・66,250円〜
- 1ヶ月・・・140,000円〜
Genius English (ジーニアス イングリッシュ)は、セブでは珍しいロシア資本の語学学校で、様々な国籍の学生が滞在しているので、多国籍の環境で勉強することができるので、外国籍の学生と交流したい大学生にオススメです。
また、マクタン島に位置しており、目の前には海が広がっているリゾートでリラックスして勉強できる環境が整っています。セブの海を眺めながら滞在したいという方にもオススメの語学学校になります。
大学生におすすめのフィリピン留学語学学校(バギオ編)
バギオは首都マニラから約300 km北上、標高1500mの高原都市です。平均気温が20℃と、日本の春や秋のように涼しい気候なので、暑いのが苦手という大学生にも最適な場所です。
また、スパルタ式の学校が中心で平日は外出禁止の勉強に集中できる環境なので親御様も安心です。
バギオ:Monol(モノル)
- 1週間・・・4週間〜が基本ですが2週間もご相談可能
- 1ヶ月・・・1,080ドル〜
Monol(モノル)は、バギオにあるセミスパルタ式での実績がある人気校になります。24時間母国語禁止なので、しっかりと勉強したい、誘惑に弱い大学生にオススメの語学学校になります。
平日の日曜から金曜の門限は21時まで、土曜日は24時までとなります。平日19時から22時30分までとなりますが、スパルタプログラム(平日外出禁止)のRegular ESLコースが月~金曜日の19時~22時30分に行われています。
スパルタプログラムの参加費は2,000ペソですが、スパルタクラスは他のナイトクラスと異なり、デイリーテストを満点取り続ければ2,000ペソが返金されます。テストを1問間違えると2,000ペソから少しずつ引かれていくシステムなので、返金を目標に頑張られる生徒様も多くいます。
大学生におすすめのフィリピン留学語学学校(クラーク編)
クラークは、アメリカ空軍基地があった地域で、今でもアメリカ人が住んでいるため、ネイティブ教師の授業をたくさん受けられることが、クラークでの留学の最大のメリットになります。
マニラから車で約2時間、クラーク国際空港もあり、マニラからの乗り換え、または最近では大阪からジェットスターの直行便も就航して、クラークへの留学が便利になってきています。
クラーク:CIP(シーアイピー)
- 1週間・・・345ドル〜
- 1ヶ月・・・1,150ドル〜
CIPは、クラークに位置しており、フィリピン国内においても、多くネイティブ教師が居住する地域にある語学学校です。教室、廊下、寮など校内の全てのエリアで英語での会話が義務付けられている母国語禁止の学校です。
IELTSとTOEICのみスパルタコースがあり、毎日部分的模擬試験を実施されます。本気でTOEICやIELTSスコアを上げたい方にはオススメです。
門限は、日曜 ~ 木曜日は23時、金・土曜日は午前1時までとなりますが、IELTSとTOEICのみスパルタコースは19:00 ~ 22:00までが義務自習となります。
大学生におすすめのフィリピン留学語学学校(ダバオ編)
ダバオ留学はセブと比べるとあまり人気がない地域になりますが、ダバオ留学の最大のメリットは、治安の良さにあります。現大統領のドゥテルテ大統領が、1988年から2016年まで市長を務め、犯罪発生率を劇的に減少させました。
タクシーのボッタクリ禁止も徹底(ボッタクリを行なった場合はタクシードライバーやその会社の営業停止)されているので、移動についても安心です。
ダバオ:E&G (イーアンドジー)
- 1週間・・・400ドル〜
- 1ヶ月・・・1,150ドル〜
E&Gの校舎は海辺にあり、美しい海を眺めながら留学生活を過ごせるダバオのセミスパルタ校です。
セミスパルタなので授業後の外出は自由となりますが、出席やテストへの参加、寮内の他人の部屋への出入り禁止などは厳重に管理されています。1日8時間のレッスンと3時間の選択性義務自習があります。
安全面を重要視しつつ、しっかりと勉強したいという大学生にオススメです。目の前が海なので開放感があり、ストレスが溜まりにくいというのも魅力の一つです。
最後に
大学生が欧米留学をするには、多額の費用がかかることがネックになりますが、フィリピン留学であれば欧米留学の約3分の1の費用で留学することが可能になります。
マンツーマンレッスンでスピーキングが中心なので、欧米留学でのグループレッスンに比べるとその効果は歴然としています。ぜひ留学先の一つとしてフィリピンを検討されてみてはいかがでしょうか。