英語を使った職業は様々ありますが、今回は、実際に英語を使って業務を行われている方(40代女性・教育系)にインタビューさせていただきました。これから英語に触れながらできる仕事を検討しているという方はぜひご参考下さい。
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職種名と仕事内容を具体的に教えて下さい
フリーランスとして英語講師、英語教材の執筆・編集を請負っています。英語講師としては、大手塾のプロ講師として契約しており、高校・大学入試英語、資格試験英語、英会話、リスニング対策に至るまで多岐にわたり、オンライン指導を中心に指導しています。
英語教材は出版社からの請負で、全国模試の解説解答の執筆や高校・大学入試の解答解説を作成しています。海外在住なので主に英語学習に関連する業務をオンライン完結で携わっています。
英語を使う仕事を選んだ経緯は?
学生時代、英語の成績は良い方で自分としても好きでしたので、さまざまな資格にチャレンジし、大学も英文学科を志望して英語学習に邁進していました。
バイトで始めた英語指導が面白く、英語教育の方面で仕事を探そうと思うようになりました。英会話が最終目標のように感じていた時もありましたが、その国に住んでしまえば話すことは、それほど大きな問題ではないように思いました。
でも、多くに人にとって学生時代に英語に対してどんな思い出があるかによって、英語への苦手意識が強く形成されていることが障害になっていると思い、早くから英語力の基礎があれば、英語を話すことがとても難しいことではないと多くの人に思ってもらえるような英語教育を仕事として選びました。
英語学習に費やした期間や学習頻度は?
中学生の時は、自分なりの勉強としてはNHKラジオ英語を毎日聞いていました。高校時代は、普通に受験英語に求められる勉強時間を費やしていましたが、大学に入ってからは英文科だったので、英検準1級や1級、TOEIC860以上を目指した勉強をしました。
ただ、大学の課題や予習、そしてバイトでの指導の勉強を含めると、大人になってからも毎日2時間は英語に関した内容を読んだり考えたりしていました。
どのような英語学習を強化したか教えてください
英語学習のまさにスタートはNHKラジオ英会話でした。姉の友だちが塾に行かなくても英語なんでできるようになる方法として、テキストを買わずにラジオを聞いていたと話していました。彼女は東大レベルの成績の良さでした。
興味深いことに、大学に言ってからも似たことを教授の1人が言いました。その教授はセンター試験の問題作成にも携わる有名教授でしたが、「テキストを買ったら、買った時点で満足するから買うな」が口癖でした。
その教授も毎日15分はディクテーションをすると言っていて、聞き流しは役に立たないと言っていたので、私もリスニングを中心に強化しました。ラジオ英語やテレビ英語はレベルが色々とあったので、ビジネス英語に至るまでよく活用しました。
英語を使う仕事で良かったと思うことは?
英語だけに限らず、二か国語以上がわかると情報量が多くなり、日本語で入手できる情報と英語で入手できる情報に差があったり、1つのトピックでもよりバラエティに富んだ視点で物事を見れるようになることが1つのメリットだと思います。
その視点の広さは、教育でどのようなアプローチの仕方を用いるかやどのようなステップが必要かを考える上でも新しい視点を与えてくれると思います。英語を使う仕事では、いつも多角的にものごとを見れる自由さが素晴らしいと思います。
英語を使う仕事を考えている方にアドバイス
英語を使う仕事と言ってもかなり幅広い種類があります。通訳・翻訳のようなスキルを求められるものやバイリンガル秘書のようなネイティブレベルの英会話力が必要だったり、はたまた、英語指導だったり、日本語教師として英語を使ったり、海外ブランドの在庫問い合わせのようなカジュアルな仕事もあります。
ハードルが高いと思わずに、少しづつチャレンジしていくと、必要な資格にまたチャレンジしようとか新しい分野の仕事をやってみようとやる気が出ます。
最後に
英会話の勉強をされている方の中には英語を使った仕事に就きたい、または仕事で英語が必要だと感じている方も多いかと思います。NHK英会話で毎日コツコツと勉強していくのも英語学習をする上で非常に効果的な方法と言えます。
毎日の英語学習はもちろんのこと、実際の英会話シーンで活用できる英語力も重要です。英会話のアプトプットとして当スクールはマンツーマンレッスンを良心価格で行なっております。