コロナ禍の影響により、海外留学・語学留学を断念された方も多いかと思いますが、それでも留学をしたいという方も多いのではないでしょうか。
フィリピン留学に関しては、今もなお（2021年6月2日現在）、入国制限・入国不可となり留学できない状況が続いておりますが、今回は、入国後の行動制限がありながらも海外留学を決行された30代女性の方に、コロナ禍においての留学の思いや、現地での過ごし方、今後のプランなど体験談を語っていただきました。
目次
どの国へどれくらいの期間、留学する予定ですか？
カナダに1年半滞在予定です。
日本においての経歴（仕事、経験、学歴など）を教えてください。
日本の短期大学を卒業後、美容業界に9年間務め、5年間大阪売上順位ナンバー３，全国のサジェストランキングでナンバー１、セールス部門5位など仕事にやりがいを感じていましたが、語学留学をしたくなり退社しました。
当時の英語レベルは TOEIC340点レベルと英語力は全然ありませんでしたが、仕事において営業などトーク力には自負しており、海外でも暮らしていける自信や度胸もあったため、仕事を辞めることに特に抵抗はありませんでした。
なぜコロナ渦において海外留学・語学留学しようと思いましたか？
2019年からもうすでに行くことが決まっていたため、キャンセルや延期については考えていなかったのと、もうすでに航空券や保険、学費などすべて支払っていて、帰る家もなかったのでとりあえず行きました。
知り合いの中には延期にした人たちもいましたが、自分は全くそのつもりはありませんでした。家も引き払い、家具も売り、仕事もやめたので今更留学を辞めてもすることがなかったので、ある意味自分を追い込んでいたと思います。
海外留学先でトータル予算は？
- 学費：年間約100万円
- 渡航費：片道7万円
- 保険料：年間8万円
- SIM代金：月3千円
- 家賃：月5万円
- 食費：月1万円
- 生活費：月1万円
- 交通費：シェアバイク年１万円、地下鉄代金月に1500円ほど
コロナ禍でお店がやっていないのとロックダウンされているため娯楽費はほとんど使用しませんでした。
コロナ渦において留学現地での過ごし方は？
月曜〜木曜の平日は、
- 午前：オンライン授業
- 午後：アルバイト（休みの時は散歩やランニング、買い出しなど）
- 夕方〜：ネットやYoutube、映画など自宅で過ごす
- 22時頃就寝
ロックダウンもしており、ある意味、誘惑もないのでお金はほとんど使いません。最低限の生活をしている状態です。基本的には、外には出ないので家の中でヨガをすることもあります。
コロナでも海外留学・語学留学を決行して良かったことと、後悔したことは？
コロナのおかげで、家賃が本来ならば7万円、8万円するところが5万円で抑えられました。日本でたっぷり貯金をしていたので、仕事をしない予定でしたが、無事仕事も見つかり生活費の足しに出来ています。
これから来る方は貯金をできる限りして渡航されることをおすすめします。あとは中級レベルの英語力あった方が強いかと思います。コロナ禍で人との出会いが限られているので英語力を上げにくい環境になっているので、なるべく語学力をあげ英語を話せるようにしておかないと本当に話せないまま終わると思います。
留学後はどのような人生プランを立てていますか？
まだ決めかねていますが、オープンワークパーミットを取得後に、カナダで就労経験を得てからののちに永住権申請、もしくは日本に帰国するかもしれません。
もし日本に帰ったら語学を活かした仕事をしたいと思っています。ただ雇われる形式にするかは、まだ決めかねているので、もしくは、スキルを生かしてフリーランスとして独立しようかと考えています。帰国するまでには決めるようにしています。
スタッフから一言
コロナ渦においてのカナダ留学は非常に決断を迫られたかと思いますが、すでに留学を決められたいた方にとっては断行せざるを得なかった方も多いでしょう。
留学後は「フリーランスとして独立するという選択肢」ということも視野に入れ、今までの経験や語学力を活かせるよう祈っております。
当スクールでも、コロナ渦において留学を控えている生徒様もおられます。留学中に困らない英会話を身につけることで、現地でスムーズに海外生活を送ることができます。現在、オンライン英会話も行なっておりますので、留学準備として英会話が必要と感じられている方はぜひご検討下さい。
