英語検定と言えば、TOEICに並んで日本ではメジャーな英語資格の一つです。公立学校においても資格取得を勧められているため、取得している方、取得しようと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、前回に引き続き、英検２級を取得した方（20代女性・ サービス系）に体験談を語っていただきました。
目次
簡単な自己紹介（学歴や経歴など）とともに英検の試験を受けている目的を教えて下さい
文学部外国語コミュニケーション学科を卒業し、在学中は英語、中国語、韓国語を勉強しておりました。また、1年間アメリカに留学し観光学について学んでおりました。
中学生のころから客室乗務員になりたいという夢があり、その為に英語の勉強に力を入れ、大学生になったらアメリカに留学するという夢がありました。そのために、英検は中学生のころから定期的に受けており、高校2年生の時に英検2級に合格しました。（1度受けた際は不合格で、2度目で合格することができました）
大学を卒業してからホテルで働き、その後、夢であった客室乗務員として働いています。現在は英語を活かすことのできる仕事に転職したいと考えているので、英検準1級取得に向けて勉強しております。
英検２級取得までにした勉強法は？
学生の頃は毎日のように英語の授業があったので、授業を真面目に聞く、授業中に全て頭に入れられるように集中していました。また、学校から家に帰るまでは単語を暗記するなど、隙間時間を利用して少しでも英語に触れる時間を増やしていました。
ノートの付け方としては、受験勉強をする方がよく使っている、オレンジやピンク色のペンで覚えたい箇所を書いて赤い下敷きで消えるようにノートをつけていました。
集中力アップ法としては、無理に長時間勉強すると、長く続かなくなってしまうので、毎日少しの時間でも集中することを心がけていました。
後は、夜早めに寝て朝早く起きること、眠くなったらコーヒーや緑茶などカフェインの入ったものを飲んで15分ほどお昼寝する事を行っておりました。
英検２級取得までに費やした勉強時間を教えて下さい
取得までに費やした期間としては、英検2級は約半年ほどだと思います。
基本的に毎日学校で英語の授業を受けていたので、それも取得に役立ったと思います。他には、隙間時間を利用して単語を覚えたり、英語のリスニングを意識して聞いたりしておりました。
基本的に勉強していたのは、過去問を解くくらいでした。ですので週あたりの勉強時間としてはおよそ2、3時間ほどだったと思います。勉強時間を作る工夫としては、やはり隙間時間を利用することです。短い時間でも毎日コツコツ続ける事がとても大切だと思います。
英検の勉強に利用していて効果的だった参考書やアプリは？
一番効果的だったのは過去問集です。英検の問題の傾向であったり、時間配分を知ることができるからです。
もちろん文法書や単語帳等も大切ですが、あまりにもたくさんの参考書を使っていても、全て攻略することができないので、2冊ほどに絞って集中的に参考書を攻略することが一番のオススメです。
過去問に関してはボロボロになるほど、問題の答えを覚えてしまうほど、何度も何度も繰り返し過去問を解くことが一番重要だと思います。そうすることによって問題の文法や単語を覚えることもできますし、問題傾向を身につけることができます。
英検を初めて受験される方、英検２級を目指している方へのアドバイスや対策法
英検を始めて受験される方は、一度ネットなどを利用して自分の英語のレベルを知ることをお勧めします。英検は級が上がるごとに受験料が高くなるので、自分に合ったレベルの級を受けるのが大事だと思います。
また、英検を受けると決めた方はその級の過去問を本番と同様に受け、自己採点後、間違えた問題の解説を読み全て理解する、わからない単語は英和辞典ではなく、英英辞典を使う、リスニングのパートは意味を理解した後は、シャドーイングを何度も行うことが必要です。
そして、少し時間をあけたらもう一度同じ過去問を本番同様に解いてみる、そこで間違えた問題を先程と同じように解説を読んで理解する、これを何度も何度も繰り返すことによって問題傾向を身体に染み込ませることができます。
最後にスタッフから一言
英検は、TOEICなどのマークシート方式だけではなく、スピーキングのテストもあり、特にスピーキングが苦手という方にとっては難しい資格試験の一つかもしれません。
当スクールでは、英検試験で必要なスピーキングもマンツーマンで強化していただくことも可能です。最初に高額な学費を払っていただく必要もないので、始めやすく続けやすいのも特徴です。現在はオンラインレッスンも可能なので、どこからでもレッスンを受けていただけます。
