英語を使った職業は様々ありますが、今回は、実際に英語を使って業務を行われている方(40代女性・主婦)にインタビューさせていただきました。これから英語に触れながらできる仕事を検討しているという方はぜひご参考下さい。
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職種名と仕事内容を具体的に教えて下さい
主婦をしながら、在宅での仕事を細々と請け負っています。元々は昨年退職後、英会話講師の求人に応募し働く予定でしたが、コロナ渦で在宅の仕事に変更しました。
現在は、クラウドソーシングサービスの案件や、業務委託でオンラインによる高校生向けの採点業務を行っています。英語に関しては、20代の頃に貿易会社で働き、英語による書類作成や、商品の原材料の翻訳作業、FDA(アメリカ食品医薬品局)への登録作業に従事していました。
英語を使う仕事を選んだ経緯は?
幼いころから英語や海外、外国への関心が強かったです。大学卒業後、しばらくしてからワーキングホリデーを利用し、オーストラリアへ行きました。現地では文法の理解や日常会話の聞き取りはできましたが、会話において瞬時に答えたり、ニュース英語を理解したりすることが難しい状態でした。
勉強不足を感じ、帰国後も英語力を磨きたいと思い、英語に日常触れられる環境を探しました。英会話スクールも検討し、通いましたが、やはり、厳しい中で英語を使う仕事が最適だと思い、英文事務の仕事に就きました。
英語学習に費やした期間や学習頻度は?
英語学習に関しては、現在、TOEIC900を目標に勉強していますが、ワーキングホリデー期間や貿易会社に勤めていたころを含めると15年以上になります。
ただ、介護職で働いていたころは、休日に時々、リスニングで触れる程度でした。その期間は10年程です。貿易会社勤めの頃は、仕事をしながら総合的な英語力を上げることを目標にしていたため、TOEICに特化し、勉強を始めたのはこのコロナ渦で退職した1年程になります。
今のところTOEICの最高スコアは840で、まだ鈍っていた英語力を取り戻しているところです。
どのような英語学習を強化したか教えてください
学習を再開した時は、TOEICに特化した学習を強化したので、王道の英単語集である『金のフレーズ』と『金のセンテンス』、そして文法問題は『文法特急』を使用し、基本的な単語や文法事項を確認しました。
その後はひたすら公式問題集のテキストの精読と音読を繰り返しました。私が使ったのは『TOEIC公式問題集7』と公式の『プラクティスリーディング』、『プラクティスリスニング』です。また、息抜きに英語字幕で映画を観たり、料理中にリスニング教材を流したりして、英語に触れる時間を意識して長く持つようにしました。
ただ、TOEIC学習ではライティングやスピーキングの学習が弱くなるので、少しずつSNS等を利用し、英文を書くことを検討中です。
英語を使う仕事で良かったと思うことは?
私のTOEICスコアはそこまで高くないのですが、それでも、40代の主婦が仕事を探すという時に、武器になると実感しました。
800以上のスコアであれば、採点業務や英語講師の仕事の応募基準を充分満たしていたからです。貿易会社で、かなりの激務でしんどかったですが、英語に触れ続けたことで、英語力を鍛えることができました
今振り返ると、当時大変だった英語業務が、今の自分の土台になっているとわかり、本当に英語を使う仕事を経験していてよかったと思います。
英語を使う仕事を考えている方にアドバイス
母国語ではない英語で仕事をすることはストレスにもなりますが、それは自分自身の力、武器になると思います。現在はGoogleで翻訳もできますが、仕事においては細かいニュアンスを伝えたり、最終確認をしたりするために、英語力が必須です。
また、英語力に不安を感じている人もいると思いますが、仕事をしていると英語を日々使う中で学べるでしょう。日本語ではないため、慣れるまでは失敗し、落ち込むこともあるかもしれませんが、勉強をした分だけ結果がついてくるので、焦らずに前向きに取り組んでほしいと思います。
最後に
英会話の勉強をされている方の中には英語を使った仕事に就きたい、または仕事で英語が必要だと感じている方も多いかと思います。
毎日の英語学習はもちろんのこと、実際の英会話シーンで活用できる英語力も重要です。英会話のアプトプットとして当スクールはマンツーマンレッスンを良心価格で行なっております。日本語が堪能な外国人講師のため、初心者から上級者の方にも安心してレッスンを受けていただくことができます。オンラインレッスンも可能なので、遠方の方もぜひお気軽にお問い合わせください。