英語検定と言えば、TOEICに並んで日本ではメジャーな英語資格の一つです。公立学校においても資格取得を勧められているため、取得している方、取得しようと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、前回に引き続き、英検2級を取得した方(10代男性・ 学生)に体験談を語っていただきました。
目次
簡単な自己紹介(学歴や経歴など)とともに英検の試験を受けている目的を教えて下さい
経営学部の大学1年生です。英語は小学生の頃から勉強しており、小学5年生から中学2年生までこ4年間英会話教室に通っていました。
ほかの教科と比べると英語が苦手で、特に英単語や英熟語などの暗記系に苦労しました。英検は去年の大学入試に使うため取得しました。英検の受験は2回受けており、中学生の頃に3級、そして高校三年生の頃に2級を受けてどちらとも合格しました。
今のところ準1級や1級など上の等級を取得する予定はありませんが、今後必要となった際に勉強しようと思っています。現在英語の勉強は1日1時間ほど行っており、大学の授業も積極的に参加しております。
英会話などの日常生活で利用するような英語を勉強して海外で旅行するのが夢です。
英検2級取得までにした勉強法は?
私は大学入試と並行して勉強していたため、特別英検対策の勉強はしませんでした。英単語や英語長文には毎日触れるようにしていました。
英語長文を読む際に分からなかった単語があるとノートに書き込むようにしていました。ノートの使い方は英単語を書いてその左側に日本語訳を書き、手で隠して単語を覚えるまで繰り返します。
ノートをつける際に重要なポイントは1つの英単語を書いたらその下に2、3行スペースを空けることです。そのスペースは類義語や対義語が出てきた時や単語について何かメモをしたい時に利用します。
一つひとつ単独で覚えるのでは効率が悪いので、似た単語であったり品詞を変えた単語と一緒に覚えると効率も良く忘れにくいのでオススメです。
英検2級取得までに費やした勉強時間を教えて下さい
英語の勉強は1日2~3時間を毎日実施していました。勉強時間を作るために日常生活で何かを行う前後に勉強をすると決めるようにしました。
例えば、寝る前に英単語を覚えたり、電車の中ではリスニングの音源を流すようにするなどです。日常生活と英語の勉強を結び付けることで、忘れることなく生活の一部として勉強をすることが出来ます。また、この勉強法は忙しい人にもオススメです。英検の勉強にまとまった時間を取れない人でも移動時間であったり、お風呂の時間に少しづつ勉強することが出来ます。
1回の勉強時間は短くても、それを毎日、数回でも続けることでたまに長時間勉強する人よりも英語が身につくと思います。1日数十分でも英語に触れることが大切です。
英検の勉強に利用していて効果的だった参考書やアプリは?
旺文社が出版している英検の過去問がオススメです。この参考書は過去6回分の問題が全て載っているので試験の流れであったり、傾向を掴むことができます。特にライティングに関しては対策が難しいのでこの参考書を使って問題を解き、慣れることが大切です。
実際に私もこの参考書の問題を使ってライティングの練習を行い、参考書に記載されている答案や英語が得意な友人に添削をお願いすることで対策をしました。
最初は何を書けば良いか全く浮かばず、文字数も全く足りていませんでしたが、何回か繰り返して解いていくことで何となく書く内容が浮かぶようになったりどう書けば点数を貰いやすいかなどがわかるようになりました。なので、特にライティング関してはこの参考書を使って問題になれると本番スラスラと解けるようになります。
英検を初めて受験される方、英検2級を目指している方へのアドバイスや対策法
英語は短時間で出来るようになるものではないので、とにかく毎日触れ続けることが大切だと思います。加えて自分に合った参考書を探すことも大切です。
特に独学の場合は自分の英語のレベルをあげるには参考書の存在が重要になります。しかし、伸び悩んでいる多くの人は自分のレベルよりはるか上の難易度の参考書を使っています。
難しい参考書は開くと自分も賢くなったかのように錯覚し、勉強したように感じると思います。ですが、自分のレベルにあっていない参考書を使っても内容が理解出来ず勉強のモチベーションも下がってしまいます。
これでは近道だと思っていたものもむしろ遠回りになってしまいます。まずは本屋で気になる参考書を手に取ってみて4、5割理解できそうなものを選びましょう
最後にスタッフから一言
英検は、TOEICなどのマークシート方式だけではなく、スピーキングのテストもあり、特にスピーキングが苦手という方にとっては難しい資格試験の一つかもしれません。
当スクールでは、英検試験で必要なスピーキングもマンツーマンで強化していただくことも可能です。最初に高額な学費を払っていただく必要もないので、始めやすく続けやすいのも特徴です。現在はオンラインレッスンも可能なので、どこからでもレッスンを受けていただけます。