コロナの影響で、留学の計画が中止・延期になった方は多数おられると思います。フィリピン留学だけではなく、様々な国への留学を中止・延期にされた方の体験談を数回に渡り、ご紹介させていただきます。
今回は、韓国へ1年間留学する予定だった、20代女性(日本語教師)の方に今のお気持ちを伺いました。
目次
海外留学するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
日本では日本語教師として、働いていました。
大学は外国語大学に通っていたため、学生時代にも何カ国か留学に行った経験がありました。留学は、イギリスとニュージーランドにいき、英語の発音などの音声学について学びに行きました。
外国人との文化の違いなどについて話したりするのが、とても、好きでもっと自分の国についても知りたいと思い、日本についての勉強も始め、外国人と関わりたいというそれが日本語教師の仕事へと繋がっていきました。
なぜ海外留学・語学留学しようと思いましたか?
もともと語学を学ぶのがとても好きで、趣味で語学勉強をしていました。独学で学んでも文法や単語などを覚えて上達すると思いますが、微妙なニュアンスの違いや、会話での相槌や独特な言い回しなどは、現地に行って、現地の人たちと毎日毎日会話しないと、身に付けるのは難しいと思い、留学を決心しました。
そして、学生時代とは違いある程度お金もある状態なので、あちこち観光もしたいという気持ちもありましたので、留学することにしました。
韓国留学先でトータル予算について
韓国へ1年間
語学学校の費用:約18万円(3か月分)=72万円(1年間)
航空券代(往復):6万円
保険:15万円
家賃:7万円
食費:3万円
学校選びには、かなりこだわったため、3ヶ月でと少し高かったです。渡航費は、韓国なのでLCCで行くことができるので、片道2〜3万で済みました。保険料は15万程度で、家賃が高かったです。ワンルームが、だいたい1ヶ月6万5千円ほどで、管理費が別に5千円で、合計7万円となりました。食費は1カ月3万円で計算しました。
海外留学の準備期間について
留学準備は思ったより、することが多くて忙しかったのですが、仕事をしながら準備をしました。平日が仕事で土日が休みだったのですが、留学に必要な書類などをもらいに市役所や領事館へ行く必要があったのが、とても大変でした。
早退などはあまりできるような会社ではなかったため、有給を取った日にいろんな役所へはしごで回るという結構バタバタとした準備生活を過ごしていました。準備はもっと前もって少しずつすれば良かったと反省です。
海外留学・語学留学後の人生プランについて
語学留学で、しっかりと語学を身につけて、いろんな場面で使えるようにしたいと思っています。具体的には、帰国後にどのような仕事をしたいかというのは、まだないのですが、選択肢は広がるのではないかと思います。
語学だけできても何にもならないので、自分の強みである教育業などと組み合わせて何か仕事ができればいいと思います。
コロナで海外留学・語学留学を中止・延期になった気持ち
自分のなかで、ある程度の人生設計があったので、それが狂ってしまうのが、とても残念に思います。まさかコロナがこんなにも世界中に広がっていくとは、誰も予想出来なかったもので、それだけの感染力があると思うとやっぱりとても怖いので、残念だけど仕方がないというような気持ちです。
このような状況で、たくさんの方が留学を諦めたり短縮したりというような事態になったと思うので、それな対するビザなどについて、もっと適切な処置を考えてもらいたいです。
コロナ後は留学の計画を断念しますか?再度立て直しますか?
したいことは、しないとずっと後悔してしまう性格なので、最後までやり遂げようと思います。コロナのせいで、観光などもほとんどできず、本来とは違う留学生活にはなってしまいそうですが、気持ちが変わる前に行きたいと思います。
準備するのは本当に簡単なことではなく、いろんなしんどい思いをしながらでしたので、頑張った自分のためにも、たくさん支えてくれた周りのためにもやっぱり行くべきだと思います。
今後の状態かどうなるかは分かりませんが、一刻も早くコロナが終息することを願います。
スタッフから一言
一度決めた留学を諦めたくないというお気持ちの方は多いと思います。留学をしないまま後悔したくないとのことなので、コロナ終息後には、ぜひ留学、そして、将来の教育業の経歴を活かして頑張っていただきたいと思います。