ネイティブスピーカーが使っている would が気になっている方も多いのではないでしょうか。英語初心者の方や、中級者の方の中でも、なかなか would を使いこなしている方は少ない印象にあります。ここでは、知っていると便利な would の意味や使い方についてご紹介いたします。
目次
過去形の would
would は will、wouldn’t は won’t の過去形です。
- I will be late. (遅れます。)
- Ken said that he would be late.(ケンは遅れると言いました。)
〜したいという意味の would
would は、非現実的な状況や想像上の状況を表すときに使うことができます。would like to〜 は、want to〜 と同じ意味になりますが、want to〜を丁寧に言いたい時やフォーマルな場面で使うことができます。
- I would like a cup of tea.(紅茶をいただけますか。)
- I would love to visit Tokyo.(東京に行きたいです。)
- She would like to be a pianist.(彼女はピアニストになりたいです。)
〜なら〜だろうという意味の would
非現実的な状況や、現実には起こっていない事について、過去に〜していたら、現在はこうなっていたのに、というような仮定する内容を言いたい時に使われます。
- If I win the lottery, I would travel the world.(宝くじに当たったら、世界を旅していたでしょう。)
- If I had worked harder, I would have passed the test.(一生懸命勉強したら、テストに合格していたでしょう。)
- I wouldn’t say that!(私ならそんなこと言わないです!)
どうしても~ しようとしなかったという意味の would not
would には強い意志という意味があり、否定形の would no tにすると、「どうしても~
- I asked him if I could borrow his bicycle, but he wouldn’t lend it to me.(彼に自転車を借りたいと尋ねたが、彼はどうしても貸してくれようとしませんでした。)
〜していたという意味の would
would は過去に繰り返された行動について話すときに使うことができます。used to と同じような意味で使われます。
- When I was young, I would do my homework every evening.(若い時は、毎晩宿題をしていました。)
- In summer, we would always go traveling.(夏には、私たちはいつも旅行していました)。
最後に
この would は仮定に使われているから・・・など文法的な説明を頭で覚えるよりも、自分なりによく話す文章を作って繰り返しアウトプットすることで自然に would を使いこなせるのではないでしょうか。