弊社からフィリピン留学に行かれた生徒様からフィリピン留学体験談を語っていただきました。写真も豊富にご提供くださっており、また週末のアクティビティや便利なアプリについてもご紹介いただいていますので、ぜひご活躍ください。
目次
フィリピン留学体験談(H.S.様のケース)
H.S.様は会社員時代の有給休暇と代休を利用して、そのために少しでも英語をブラッシュアップしたいということで留学を検討されていました。今回のフィリピン留学について、色々と体験談を教えていただけました。良い点や悪い点も包み隠さず教えていただけましたので、ぜひ留学の検討材料としてお役立てください。
- イニシャルネーム・・・H.S.様
- ご職業 ・・・会社員
- 通われた語学学校・・・NILS
- 留学滞在期間・・・1ヶ月間
H.S.様が留学された語学学校
その学校を選んだ理由は何ですか?
できるだけ費用を抑えたくて、授業料や入学金、SSPなどの諸費用や航空券、そして遊びに使うお金も含めて1ヶ月間のトータル留学費用をできるだけ抑えたいと思っていたその時に、ちょうど留学アドバイザーのアーネルさん(弊社代表)が「キャンペーンを行なっている学校がある」と提案していただきNILSに決めました。
そして、全ての授業がマンツーマンレッスンであること、セブの中でもITパークというインフラが整っている地域で、安全な場所だったから、という理由もあります。
留学前に準備してきた事はありますか?
マンツーマンが中心の学校だったので、できるだけ会話ができるように語彙力を増やそうと思い、2ヶ月前くらいから少しずつですが勉強していました。あとは、フィリピン留学の失敗談をネットで検索したり、留学アドバイザーのアーネルさんから現地の情報などを聞いたりしました。
準備しておけば良かったことはありますか?
事前に色々と調べて準備していたつもりではありましたが、いざセブに来て勉強をしていると、もっと日本で英語の事前準備をしておけばよかったと思いました。セブ留学では、実際にマンツーマンで話せる環境が整っているので、話す機会を存分に活用しないと勿体無いと思いました。
自分の英語の弱点としては、毎回決まり切った文法パターンで会話してしまう、自分の語彙力の範囲内で会話してしまうことでした。留学で学べることもあるのですが、事前に準備しておくことで、マンツーマンの会話でアウトプットできると思いました。
そういう意味では、フィリピン留学で何を目的とするのかを明確化しておかなければいけないと思いました。「TOEICのスコアを上げる」などの具体的な目標でもいいと思います。フィリピン留学前とフィリピン留学後で何が成長できたかを視覚化しておけば良かったと思いました。
学校の施設の印象はどうでしたか?
寮の施設で一番気になっていたのは、トイレとシャワーでした。あとはアリが出ないかどうか・・・。(ネットで検索しているとフィリピンはアリが出るという情報があったので)フィリピンということで、あまり期待していなかったのですが、寮の施設は綺麗で、ほとんど不便もありませんでした。心配していたアリ問題は大丈夫で安心しました。
トイレはトイレットペーパーが流せるし、ハンド式?のウォシュレットもついているので、ウォシュレットが必要という方にも快適だと思います。また浴室のシャワー圧も、ほぼ日本と変わらないくらいでした。NILSは、日本人比率が高い学校なので、生活面についてはかなり意識しているのだと思います。
部屋は3人部屋だったのですが、NILSは3人部屋といってもドアはありませんが、ある程度、部屋が区切られており、独立性が保たれている部屋でした。30代半ばだったので、遊び感覚で来ているような20代の学生と一緒にならないか不安だったのですが・・・ルームメイトも真面目で、結果的には3人部屋でも仲良くなれたので良かったです。
週末に一緒にオスロブに旅行に行ったりして、良い思い出になりました。
授業のカリキュラム内容を教えて下さい。
8コマのマンツーマンコースです。その内訳は、スピーキング2コマ、発音矯正2コマ、カランメソッド2コマ、ボキャブラリー1コマ、フリートーク1コマの、計8コマです。
カランメソッドとフリートークはテキストがありませんが、その他はテキストに沿って授業が進められます。ただテキストはありますが、気になったことにはとことん質問ができるので、そこがマンツーマンの良いところだと思います。
最も役に立った授業を教えて下さい。
カランメソッドというのは聞いたことがあったのですが、実際にこのレッスンは非常に役に立ったと思いました。英語の質問に対して、正確な文法で答える、そして瞬時に答えるという英語の瞬発力をつけるという意味で良かったです。
他の留学生に聞いてもカランメソッドは良かったと聞きます。最初は簡単な英語から始まるのですが、簡単と思ってもなかなか瞬時に答えられなかったり、それが正しい文法や発音ではなかったりするのですが、先生が、文法や発音をその時に指摘して修正してくれます。
補足:カランメソッドとは下記のようなレッスンです。NILSではフィリピン人講師のマンツーマンで行われます。
学校周辺の環境や治安はどうでしたか?
NILSの学校はセブのITパーク内、学校の寮やホテルも歩いて5分くらいで治安の悪さは全く感じませんでした。18歳の女の子が留学していましたが、その女の子も学校と寮は歩いて行き来していました。寮と学校間はジプニーが往復していますが、歩いた方が早いので、ほとんどの人は歩いていたように思います。
セブといってもリゾート地ではなく、オフィス街にあたり、ITパーク内を出ると現地のローカル感が漂う地域です。道端で寝ている人もいれば、客引きや物乞いの人もいますが、基本的にはスルーしていたら問題ありません。
夜も出歩きたいのであれば、女性に関しては他の留学生と一緒に行動したり、先生を誘ったりして(先生の分は奢らないといけない暗黙ルールがあります)一緒に食事すれば、学校以外でも楽しめると思います。
- 参考記事:フィリピンの治安について
食事内容は満足でしたか?
NILSは日本人比率が高い学校で、食事は日本人向けに作られているので、味付けもとても美味しかったです。外食するよりも寮で食事をしている方が、野菜もちゃんと食べられて健康的で美味しいかもしれません(笑)フィリピンにいるとなかなか野菜が食べられないので、そういう点においてもNILSの食事はよかったと思います。
ただ、1日2食なのでランチは外で食べなければいけません。学校のあるオフィスビルに食堂があるので、そこだと80ペソだったと思います。寮の横にあるオクマストリートというところのローカル食堂だと50ペソくらい、ITパーク内にあるレストランであれば、日本のランチと変わらない300〜500ペソくらいかかります。
僕は寮の横にあるローカル食堂で食べていました(笑)みんな食あたりを心配していましたが、全然大丈夫で、最初は日本人は少なかったのですが、だんだん日本人率が高くなっていました。
学校や周辺のインターネット環境はどうでしたか?
まず、学校内ではWIFIはありますが、ほぼ使える環境ではありません。使えても非常に遅いです。LINEメッセージをやりとりするくらいがせいぜいです。WIFIが飛んでない時がほとんどだったような気がします・・・。
寮の中については問題なく使えましたが、部屋によっては問題があったようで、一緒の時期に入学した他の人の部屋はWIFIが使えないということもあったようです。そういう人は、SIMフリースマホを持ってきて現地のローカルSIMにした方が良いかもしれません。僕はSIMフリースマホを使っていたので、現地SIMを購入して使っていました。パソコンは寮のWIFIに繋いで、調べ物をしたりブログを書いたりすることはできました。
海外に行くと地図アプリは必須ですが、オフラインでもGPS機能がついているアプリがあるので、それを持っていれば基本的には色々と学校以外でも行動できると思います。
通われた学校の最大のメリットな何ですか?
全てのレッスンがマンツーマン授業ということと、費用が安いというが最大のメリットだと思います。他の学校はグループレッスンがあったり全てのレッスンがマンツーマンではないこともあります。
ただ、全ての人がマンツーマンのレッスンが良いかというとそうでもないと思います。特に文法も語彙力もない英会話初心者の方が全てマンツーマン授業だと正直なところ厳しいような気もします。
留学アドバイザーのアーネルさんからは、僕のスピーキング力ならマンツーマンレッスンが良いということを勧めていただきました。アーネルさんは、英会話レッスンもされていますので、語学力チェックもしていただけるのが他の留学エージェントと比べても良い点だと思います。僕は全てマンツーマンレッスンであるNILSを紹介していただけて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
通われた学校で留学を成功させるポイントは?
フィリピン人の先生が全員ではないかもしれませんが、おしゃべり好きな人が多く、先生のペースに流されると自分の話す時間が減ってしまうということです。リスニング力を強化したい人は問題ないかもしれませんが、スピーキングを伸ばしたいと思っている方は、先生の話すペースに流されていないけない!ということです(笑)これは、他の学生も結構言っていたことなので、やはり共通している点だと思います。
そして、良い意味でNILSは自由な校風です。学生の方は特にそうかもしれませんが、周りのペースに流されてはいけないということです。学生同士で友達になってしまうと、週末以外でも毎日遊びの誘惑をしてくる人も多いようで、実際に遊びに誘われて困っている20代学生を目の当たりにしました。
遊びの誘いに断れない方は、一人部屋を選んであまり交流しないのも一つの手だと思います。留学の目的をはっきりとさせて、優先順位を決める管理能力も必要だと思います。
ただ、せっかくフィリピン留学に来たのであれば、ビーチやアクティビティを楽しんでほしいと思います。僕はルームメイトと一緒に1泊2日でオスロブに旅行に行きました。ジンベイザメとツマログ滝という所に行き、現地のホテルに泊まりました。オーシャンビューが綺麗なホテルでのんびりしました。
あとは1日は最大でも8時間のレッスンにしていた方が良いと思いました。同じルームメイトが勉強熱心で10時間レッスンだったのですが、見ていてハードそうでしたし、体調もよく崩して休んでいたので、1日に詰め込みすぎるのは自分の体調と相談した方が良いと思います。
留学エピソードや、今後の留学生のためにエールをお願いします。
留学先では、世代を超えて色々な方と知り合いお話することができました。大学生、有給休暇中の社会人の方、会社を辞めて次の就職を探している方、起業を考えている方、実業家の方、フィリピン留学の後にアメリカやカナダ、オーストラリアに留学を予定している方、オーストラリアにワーホリからフィリピン留学に来た方、定年退職した方など、本当に色々な方がいます。
僕の学生時代は、欧米留学が主流だった時代で、留学は行きたかったけれど、費用のことを考えるとなかなか踏み切れず、そのまま社会人になってしまいました。今の時代は、こんなにも気軽に費用も安く留学ができる時代で、とても恵まれていると思います。
学生でも1〜2ヶ月アルバイトをして、春休みや夏休みで短期留学が十分できる時代です。社会人の方でも1週間もあれば(勇気を持って有給をとれば)諦めていた海外で英語を勉強することができます。フィリピン留学は費用対効果抜群です。
海外で勉強することは、今後の人生にとってもきっと役に立つと思います。一度しかない人生、色々チャレンジして後悔のない人生を送って欲しいと思います。