フィリピン留学で必要なビザや書類申請の情報について

最近では、短期のフィリピン留学だけではなく、フィリピン長期留学、フィリピンへの正規大学入学、お子様の単身留学、フィリピン移住など様々なお問い合わせをいただいております。

そこで、今回はフィリピン留学で必要なビザや書類申請の情報をご紹介いたします。

目次

フィリピン留学やフィリピン滞在で必要なビザや証明書について

フィリピン留学や長期的な滞在や移住、または投資やビジネスなど目的に応じて様々なビザの種類が存在します。

簡単にまとめると以下のビザの種類があります。

ビザや証明書の種類ビザや証明書の説明
無査証入国(ビザなし)30日未満の留学や観光・商用目的
観光ビザ30日以上の観光や滞在目的
SSP外国人がフィリピン国内で留学をするため
ACR I-CARD60日以上フィリピンに滞在する外国人登録証
ECC6ヶ月以上フィリピンに滞在する外国人が出国する際に必要な書類
WEG15歳未満が単独、両親以外と入国する際に必要な書類
学生ビザ9(F)フィリピンの大学、大学院の正規留学に必要なビザ
特別研修ビザ
(Special Working Visa)
研修や技術指導等が対象(無報酬の労働)のビザ
商用ビジネスビザ
(Treaty Traders Visa)
59日間までの出張や商談のため滞在ビザ
ロングステイビザ
(SRVV/ Special Resident Visitors Visa)
コンドミニアムなどをフィリピンに所有している方向けのビザ(滞在可能日数は原則1年)
特別永住権ビザ
(SRRV/ Special Resident Retiree’s Visa)
リタイアメントの特別永住権ビザ(35歳から取得可能)

特別投資家ビザ
(SIRV /Special Investment’s Residence Visa)

75,000USドルの不動産投資や株式投資で発行されるビザ

特定産業投資ビザ

観光関連プロジェクトなどフィリピン政府指定事業に投資して発行されるビザ
条約投資家ビザ
(Treaty traders Visa)
フィリピンに会社設立(持ち株300,000ペソ以上)して発行されるビザ(日本、アメリカ、ドイツ国籍者限定)

雇用創出特別ビザ
(SVEG/ Special Visa for Employment Generation)

フィリピン人を10人以上雇用することで発行されるビザ
特別割当移住ビザ
(Quota Immigrant Visa )
日本、アメリカ、ドイツ国籍限定で年間各国50人のみ取得できるビザ(各種書類が必要)

結婚用・永住移住ビザ
(Mon-Quota Immigrate Visa)

フィリピン人と結婚することで発行されるビザ
バリックバヤンビザ
(Balik-Bayan Visa)
結婚用の一時滞在ビザ

フィリピン留学に関しては、特別な資格や条件はなく、長期的に滞在していただくことが可能になりますが、それ以外の目的になると、ビザを取得するための資格や条件が必要になる場合も多くあります。

弊社では、フィリピン留学から移住に伴う準備や視察サポートも行なっております。サポートが必要な方はお気軽にお問い合わせください。

フィリピン留学で必要なビザや証明書について

ここでは、フィリピン留学に必要なビザや証明書についてご説明いたします。

無査証入国(ビザなし)

滞在可能日数30日間
取得条件30日未満の観光や留学などの短期滞在はビザの必要はありません。パスポートの有効期限が半年以上(滞在日数に加えて)有効であることと、往復航空券か、他国へ出国する航空券を所持していることが条件になります。
就労など特記事項就労は禁止

30日未満のフィリピン留学であれば、ビザなしで滞在が可能です(30日以上は観光ビザの延長が必要)が、下記の書類が必要となります。

  • SSP (Special Study Permit)
  • ACR I-CARD(Alien Certificate of Registration)・・・60日以上フィリピンに滞在する外国人登録証
  • ECC(Emigration Clearance Certificate)・・・6ヶ月以上フィリピンに滞在する外国人

これらの書類は、30日以上のビザの延長など必要な場合に応じて、学校に入学した時のオリエンテーションで説明があります。必要な書類が必要な場合は、あらかじめご説明させていただきます。

ビザの延長料金は滞在期間によって以下の金額になります。

入国から30日間無料
入国から59日間3,440ペソ
入国から89日間4,710ペソ
入国から119日間2,740ペソ
入国から149日間2,740ペソ
入国から179日間2,740ペソ

15歳未満のWEG書類申請について

フィリピンでは、15歳未満のお子様が保護者(両親のどちらか)の同伴なしで入国することが、フィリピンの法律で禁止されています。そのため、原則15歳未満の方が、単独・両親以外とフィリピンに入国する場合は、事前にWEG申請をする必要があります。

フィリピン大使館のホームページで必要な書類・費用について確認ができます。

WEG申請に必要な「扶養•保証の同意宣誓供述書」の認証ガイドライン

フィリピンの大学や大学院の正規留学など学生ビザ9(F)について

フィリピンの語学学校への留学ではなく、フィリピンの大学や大学院に正規留学する場合は、学生ビザ9(F)が必要になりますが、まずは、フィリピン国内の大学や大学院などの入学許可が必要になります。その後に、フィリピン大使館にて申請し、面接の審査を経て申請ができます。

フィリピン留学で必要なビザや書類については以上となります。フィリピン移住やフィリピン進出で必要なビザの情報については、また別の記事で説明させていただきます。

弊社では、フィリピン留学から移住に伴う準備や視察サポートも行なっております。サポートが必要な方はお気軽にお問い合わせください。

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