格安で留学できるフィリピン留学(セブ留学)ですが、授業料や宿泊費用、食費込みというのはわかっているけれど、結局のところ1週間の総額費用はどれくらいかかるの?と思われる方も多いようなので、今回はフィリピン留学の中でも人気のセブ島にある人気の語学学校をベースに概算費用を試算してみました。
目次
フィリピン留学(1週間)でかかる費用項目
フィリピン留学といえども、できるだけコストを抑えたいという方も多いのではないでしょうか。今回は以下の条件を元にフィリピン留学の費用を試算していきます。ここではできるだけ誤解がないように少し高く試算しております。
- 期間:1週間
- 学校:セブ島の語学学校
- 部屋タイプ:3人部屋
- 授業カリキュラム:標準ESLコース(7時間)
標準ESLコースの授業時間は、マンツーマンレッスン4コマ・グループレッスン3コマ・オプション2コマ(自由参加)になります。※1コマは通常50分です。
では早速、1ヶ月の留学費用の結果をご紹介します。
①日本での支払い費用 |
| 6,5000円 |
②現地で費用 |
| 29,550円 (9,850ペソ) |
③1ヶ月の生活費 | ※毎週末に観光を楽しんだ場合の目安 | 10,000円 (3,333ペソ) |
④航空券・海外保険 | LCCを利用した平均的な航空チケット代と弊社が用意している最安の海外保険 | 55,000円 |
総合計金額 | 158,000円 |
※1ペソ = 3円で計算しております。
いかがでしょうか?もちろんレートが安く(高く)なる可能性があることや、デポジットも部屋に問題がなければ返金されます。航空券もLCCのプロモを利用すればさらに安くなります。また3人部屋から6人部屋にしたり、まずはフィリピン留学の雰囲気を確認したいということであれば、レッスンのコマ数を減らすことで総額10万円くらいで留学された生徒様も多くおられます。
ズバリ費用を抑えるコツは、
- 語学学校の割引制度を利用する(早期割引やオフシーズンなど)
- 早めに計画をしてLCCのプロモ価格の航空券を購入する
- 現地では贅沢をしない(日本食レストランなど行かないなど)
それでは、①日本での支払い費用、②現地で費用、③1ヶ月の生活費、④航空券・海外保険 の項目ごとに費用を見ていきましょう。
①日本での支払い費用
フィリピン留学の費用の中で、日本でお支払いいただく費用に関しては、授業料・宿泊費・食費に加えて、入学金があります。フィリピン留学の1週間の費用(授業料・宿泊費・食費)は大体4万〜7万円くらいが相場と見ていただいてよいと思います。
入学金
それに加えて、入学金が別途10,000円〜15,000円もしくは100ドル〜150ドルかかるのが一般的になります。
授業料・宿泊費・食費
できるだけ費用を抑えたいのであれば、1日の授業時間を減らしたり部屋人数を多くすることで、さらに安くなります。食費は基本的に3食付きになりますが、学校によっては昼食がない場合もあります。
また、フィリピン留学は一般的には春休み(2〜3月)や夏休み(7〜9月)、また社会人の方が多くなるゴールデンウィークやお盆休みの時期はかなり混み合いますので、このシーズンを避けると割引キャンペーンを行なっている学校があるので、その時期と学校のキャンペーンが運良く重なるとさらに費用を抑えることができます。
一方で、土日にも授業をオプションでつけたり、一人部屋にすることで金額が高くなってきます。
②現地で費用
次に現地でお支払いいただく費用をご紹介致します。1週間の場合はVISAの延長料金や、ACR I-Card(外国人登録証)が不要になります。
それでは、順番に詳しくみていきましょう。
SSP(就学許可証)
SSPとは就学許可証(Special Study Permit)の略で、フィリピン政府が発行する留学する者に対して発行する許可証のことです。
これは留学期間の長さに関わらず1週間の短期留学でも必要になります。費用は6,000〜65,00ペソで6ヶ月間有効です。SSPの申請は学校が代行申請します。
デポジット
デポジットとは寮の保証金になります。留学中に部屋や部屋の中の物を破損した時に、この保証金から支払われます。
学校にもよって異なりますが、2,000〜2,500ペソ必要になります。週ごとにデポジットが加算される学校もありますので、事前に確認が必要になります。
施設に破損等などが見受けられなければ、退寮時に返金されますので、忘れないように申請してください。
帰国時空港使用税(ターミナルフィー)
これは学校で支払うものではありませんが、フィリピンのマクタンセブ空港では、出国時に空港利用料が徴収されます。空港利用料として750ペソ必要になります。
電気代
学校によっては宿泊費や授業料の中に含まれている場合もありますが、現地で週の利用料で清算される場合、またあらかじめ週ごとに使用されるであろう電気料金を事前に支払う学校もあります。
使用状況によっても異なりますが、夜寝る時にエアコンを付けたり、部屋にいても暑くなってきたらつけ、冷えてきたらエアコンを消すといった感じで、平均1ヶ月300~1500ペソほどです。常時付けっぱなしにした状態だと2000ペソ以上になる可能性もあります。
複数人部屋になる場合は、人数で配分されるため、ルームメイトと相談しながらエアコンをつける際はトラブルにならないようにしましょう。
管理費用
こちらも学校によっては授業料や宿泊費込みになっていますが、例えば、寮の部屋の清掃はフィリピン人スタッフが行なってくれます。このような学校や寮での管理費用が、学校によっても異なりますが、150ペソ/週 ほどかかる場合もあります。
VISA延長費用
1週間の留学であればビザの費用は発生しません。
31日以上滞在される方は、以下の費用をご参考ください。これに加えて、学校が代行で申請するための手続き費用が約300ペソ程、別途必要になります。
- 1回目の延長(8週間の場合):3,440ペソ ※59日間滞在可能
- 2回目の延長(12週間の場合):4,710ペソ ※89日間滞在可能
- 3回目の延長(16週間の場合):2,740ペソ ※119日間滞在可能
- 4回目の延長(20週間の場合):2,740ペソ ※149日間滞在可能
ACR I-Card(外国人登録証)
ACR I-Cardは、Alien Certificate of Registration Identity Cardの略で、外国人登録証になります。
フィリピン政府が外国人留学生(留学生以外にも必要)のフィリピン時の滞在場所を把握するために、60日以上、フィリピン国内に滞在する外国人に対して外国人登録証の発行を義務付けています。
そのため、1ヶ月の留学期間であれば必要ありません。60日以上(8週間以上)の留学の場合に、手続きには3000-4000ペソの費用がかかります。
テキスト代
テキストは必要に応じて購入していただくこととなりますが、4週間(1ヶ月の場合は、約1,000〜1,500ペソくらいを目安に見ていただけたらと思います。
③1週間の生活費
1週間の留学になりますので、外食やお土産などが中心となると思いますが、フィリピン留学の費用の中でも一番大きく差が開いてしまうのは、生活費になります。1週間であれば、1万円くらいでしょう。
物価の安いフィリピンであっても、ショッピングモールなどでは日本と変わらないレストランも多くあります。できるだけ費用を抑えたいという方は、無駄遣いしないように計画的に遣うように心掛けましょう。
④航空券・海外保険
航空券に関しても、留学費用を大きく左右する費用の一つです。フィリピンへの直行便の移動は、一般的なFSCと、格安LCCに分かれます。
韓国経由などもありますが、時間がかかる割には費用もあまり変わらないので、直行便をおすすめ致します。
FSC(Full Service Carrierフルサービスキャリア)
LCC(Low Cost Carrierローコストキャリア)
成田、関空、名古屋、福岡など利用する路線の違いや時期によっても差が開きますが、基本的には往復5〜6万円くらいを相場として見ておけば良いのではないでしょうか。
航空券の価格比較には、スカイスキャナー を利用すると、一度の色々な航空券価格の比較ができるので、時期を決めたら一度航空券の価格を調べてみましょう。
セブパシフィックやジェットスターはプロモキャンペーンセールを行なっているので、メルマガやSNSなどをフォローしておくと、セール情報をゲットできます。その場合、往復2万円くらいで行けることもあります。
海外保険
海外保険は1ヶ月だと大体5千円〜1万円程になります。クレジットカードの保険付帯などもありますので、一度お手持ちのクレジットカードに保険が付帯されているかどうか確認してみても良いでしょう。
弊社は、神戸の旅行代理店とパートナーシップを結んでいるので、個人で航空券や海外保険を手配するのが不安という方は、もちろんご相談いただいてもOKです。
フィリピン留学の費用を抑えるポイント
フィリピン留学は前もって計画し、早く予約することで費用を抑えて希望の留学プランで留学できます。
- 語学学校の割引制度を利用する(早期割引やオフシーズンなど)
- 早めに計画をしてLCCのプロモ価格の航空券を購入する
- 現地では贅沢をしない(日本食レストランなど行かないなど)
特に、航空券は自分で早めに手配することで費用を抑えられます。また、一人部屋希望の場合、予約が埋まってしまうことが多いので、複数人部屋になる場合もありますので、絶対に一人部屋が良いという場合はできるだけ早く予約しておくと希望に沿った留学をすることができます。
授業料の費用などは、各学校に記載しております。またお見積もりも行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。