フィリピンの世界遺産!マニラやビガンにバナウエの棚田など訪れたい観光スポット

フィリピン国内には合計6ヶ所のユネスコの世界遺産が登録されています。世界文化遺産は3ヶ所と世界自然遺産も3ヶ所あります。今回は、その世界文化遺産についてご紹介したいと思います。

フィリピンのバロック様式教会群(1993年に登録)

スペインの植民地時代(1521年から)、フィリピンには多くの修道士たちが訪れるようになりました。今も各地に残る石造教会群は、カトリック信仰を根付かせるための宣教の重要な要素として建築されました。ヨーロッパのバロック様式教会はいくつかありますが、その中からから4つの教会が世界文化遺産として登録されました。

サン・アグスティン教会

参照元:https://aseanup.com/

マニラのサン・アグスチン教会は、1571年に建築されたフィリピン最古の教会といわれています。現在のイントラムロス地区の場所にあるのは、1787年〜1797年に立て替えたものです。1854年に2つのベルタワーは追加されましたが、1880年の地震によって北部にあるベルタワーは壊れました。第二次世界大戦の後、イントラムロスのほとんどの建物が破壊されましたが、深刻な被害を受けながらも残りました。この教会には素晴らしい祭壇、説教壇、聖書館、聖歌隊席がみられます。石造りの丸太の金庫、ドーム、アーチ形の玄関ホールもここしか見られません。礼拝堂のステンドグラスの窓、天井と壁に壁画、中庭も見どころです。

  • 場所:イントラムロス、マニラ
  • 英名:Church of Immaculate Conception of San Agustin
  • アクセス:マニラの国際空港から約12キロ、車・タクシーで約30分

パオアイ教会

参照元:https://www.vigattintourism.com/

パオアイのサン・アグスチン教会はイロコス・ノルテ州のパオアイにある教会。現在の大聖堂とベルタワーは、1694年に着工し1710年に完成しました。大聖堂は両側面と背面に14のバットレス(控え壁)があり「地震バロック」とも呼ばれます。壁の下部はサンゴ石から構成されて、上段はレンガで仕上げられていますが、この順番は正面で逆になっています。完成した1710年から半世紀後に、離れているベールタワーは追加されました。大聖堂からベールタワーが離れているのも地震対策のためだそうです。石造りの重々しい外見とは裏腹に、中に入ると木造の梁がわたされた軽やかな内装になっています。

  • 場所:パオアイ、イロコス・ノルテ州
  • 英名:Church of San Agustin at Paoay
  • アクセス:マニラからは、飛行機でラオアグに移動、ラオアグ空港からジープニーで約30~40分。
    ビガンからは、ラオアグ行きのバスに乗り、バタック(Batac)で途中下車、ジープニーで約1時間30分)

アスンシオン教会

参照元:https://www.vigattintourism.com/

多くのフィリピンのカトリック教会は、スペインの伝統に従って、町の中央広場に面しているのが、このヌエストラ セニョーラ デ ラ アスンシオン教会は防衛壁に囲まれた丘の上にあります。かつては要塞としても利用されていたそうです。

長い急な階段を上ると、そこに聖母アスンシオンのレリーフが現れます。レンガ造りの大聖堂の正面に平行した修道院があります。壁には装飾がありませんが、繊細な側面の入り口と強いバットレス(控え壁)が刻まれています。地震被害の予防策として、丘の頑丈な筏に建てられたといわれています。ベルタワーは離れている場所から建てられたのも地震対策のようです。

  • 場所:サンタマリア、イロコス・スル州
  • 英名:Church of Nuestra Señora de la Asuncion
  • アクセス:マニラからは、370キロ。バスで約10時間。飛行機でラオアグに移動、ラオアグ空港からビガンまでは約2時間。ビガンからは、バスで約1時間。

ビリャヌエバ教会

参照元:https://www.vigattintourism.com/ (by Constantine Agustine)

ビサヤ諸島のイロイロにあるサント トマス デ ビリャヌエバ教会は1778年〜1787年にかけて建設されました。ミアガオの一番高い丘に建てられて、当時のムスリム(イスラム勢力)からの攻撃に対抗するための「要塞バロック」とも呼ばれます。地元の人たちには、蜂蜜色の教会(Honey-colored Church)と呼ばれ親しまれています。豪華な正面には、フィリピンの服装を着ている聖クリストファーの姿があり、キリストの子を背中に乗せ、ココヤツの手のひらを支えています。大聖堂の両側面に違う高さのベルタワーがあります。

戦闘や火事、地震などで激しく損傷した建物は1962年にロココ様式(バロックの次世代形式)として保全されました。

  • 場所:ミアガオ、イロイロ
  • 英名:Church of Santo Tomas de Villanueva
  • アクセス:マニラからは、飛行機でイロイロ空港まで1時間。イロイロ市内からミアガオまでは47キロ、バスで約1時間

ビガン歴史都市(1999年に登録)

参照元:http://media.philstar.com/

16世紀のスペイン植民地時代のスペイン風な街並みが残る都市です。マニラやセブには、同様の町並みはありましたが、第二次世界大戦の戦火を奇跡的に逃れたため、最も保存情態が良いといわれています。中国、ヨーロッパ、ラテンアメリカの文化のフュージョンによってどこにも並行しない町並みを生み出しました。町に残るテラコッタ産業や建物に使用される貝殻を使った灯り取り窓などは中国の文化の影響といわれています。街で売られる民芸品や帽子などからは、スペインと貿易を行っているラテンアメリカの色合いが感じられます。そして、スペインからは白い壁の教会や、石畳の通りなどの影響が分かります。

ビガンは、フィリピン人にとっても、いつかは訪れたい憧れの場所です。

  • 場所:ビガン、イロコス・スル州
  • 英名:Historic Town of Vigan
  • アクセス:マニラからは、400キロ。バスで約10時間以上。飛行機でラオアグに移動、ラオアグ空港は約2時間

コルディリェーラの棚田群(1995年に登録)

参照元:http://tabit.jp/

「天国への階段」と例えられるルソン島中部のコルディリェーラ山脈の急斜面に造り上げられた総延長20,000km棚田は世界最大の規模といわれています。イフガオ族の人々が2,000年をかけて神から与えられた宝として世代から世代へと守り受け継いできました。

文化遺産の中で植民地時代の文化の影響を受けていないのはこの棚田群のみです。困難な地形のため、コルディリェーラに住んでいる原住民は外国支配から抵抗ができて、文化や伝統を保持することができました。

近年は、若者の都会流出による人手不足によって耕作放棄された田や、水の流れを無視した住居の建築も増え、景観の維持が問題となっています。そのため、2001年にユネスコの世界遺産の危機遺産へも登録されています。

  • 場所:バナウエ、マヨヤオ、フンドウアン、キアガンの中からバナウエのアクセス・宿泊がおすすめ
  • 英名:Rice Terraces of the Philippine Cordilleras
  • アクセス:マニラからは、470キロ。バスで約11時間。

 

最後に

フィリピンの世界遺産6箇所はいかがでしょうか?フィリピンと言えば「ビーチ」が魅力的かもしれませんが、実は、植民地時代の建築物や、バナウエの棚田など、ビーチ以外にも魅力的なスポットがあります。世界遺産に登録されている以外にも、色々な地域に美しい教会があります。ぜひフィリピンに訪れた際にチェックされてみてはいかがでしょうか?

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